ここ最近、厚生労働省の年金記録紛失問題等が注目を集めていますが、実際のところ国民の年金積み立て金は一体誰が管理、運営しているのでしょうか。

年金制度の設計者・政策立案責任は厚生労働省年金局にあり、社会保険庁は、立法された年金制度に従って運営事務を行うお役所です。

つまり責任は厚労省年金局にあるのですが、厚労省年金局は150兆円以上の年金積み立て金を「年金積み立て金管理運用独立行政法人」に運用させています。

年金積み立て金は国民が国に預けた大切な年金資金ですが、その預け先である機関を我々は殆ど知らないのではないでしょうか。

今後の年金再建に関しては、この年金保険料を預けている「年金積み立て金管理運用独立行政法人」を注意深く見ていく必要があります。

社保庁の改革、解体も重要ですが、この独立行政法人と厚労省年金局こそ、今まで無駄遣いをしてきた張本人と言えるでしょう。

年金改革にはこれらの組織にもメスを入れる必要があると思います。



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