学資の積み立ては?

平日の昼間テレビを見ていると、外資系保険会社の子供保険のCMを目にすることがあると思います。

これは要するに学資保険の事で、子供の教育費等に備えるための昔からある定番の保険商品の事です。

教育資金づくりというと、先ず思いつくのが銀行や郵便局の積み立て貯蓄ですが、積み立て貯蓄と子供保険を比べると、子供保険の方にある程度利点があることがわかります。

子供保険は契約者が親、被保険者が子供となる保険で、その最大のメリットは、契約者である親が死亡したり高度障害状態になると、それ以降の保険料を支払わなくても契約した学資金や保険金を受け取れる点です。

ところが積み立て貯蓄では、万一の場合には積み立てがそこで中断されてしまいます。

しかし、運用といった面から考えると、現在の金利の低さでは子供保険も良い商品とは言えないと思います。

もしも少しでもお金を増やしたいと考えている方は、別の金融商品ででも積み立てを検討した方が良いと思います。


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学資積み立てというのは、子供の教育費等に備えるための昔からある定番の保険商品です。

数十年前は郵便局等で学資積み立て保険をしていた人が多く、当時は利率が高く貯蓄性も抜群だったため良いイメージが残っているようで、現在親となっている世代も、自分たちの親に勧められて学資保険に入る場合が多いようです。

しかし、今は利率も低く、運用という面から見ればさほど学資積み立ては、良い商品とは言えないと思います。

更に入院特約等を付加すれば、払込保険料より積み立て金額が下回ることは明白です。

現在の日本は長い低金利政策が続いており、学資積み立て保険に限らず、昔からの金融商品は運用面で殆ど旨みが無いと言っていいでしょう。

勿論、きちんとお金を貯めるという面から見れば、学資積み立てで毎月計画的に積み立てて将来に備えるというのは良いことだと思います。

しかし計画的に行うのならば、何も学資保険でなくても良いかも知れません。

低金利時代だからこそ、昔と違い金融商品は慎重に選ぶべきだと思います。



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