住宅の積み立ては?

住宅購入のための積み立てといえば、住宅金融公庫の積み立てくんが有名でしたが、住宅金融公庫が廃止されたため、現在は新規の積み立てくんは行っていません。

また、郵便局にも住宅積み立て貯金がありましたが、住宅金融公庫からの貸付けを受けることを目的とする新規の住宅積み立て貯金の取扱いはなくなりました。

現在は沖縄県における住宅建設、購入、改良の希望者を対象とした貯金となっています。

その他、サラリーマンの方で勤務先が財形制度を導入しているなら、財形住宅貯蓄を利用すると良いでしょう。

これは、勤務先を通じて住宅取得を目的として給与天引きで行なう積み立て貯蓄のことです。

一定の要件を満たすと利息は非課税となるため、有利に貯めることができます。

そして、この財形貯蓄を1年以上続けていてその残高が50万円以上ある場合は、財形貯蓄の合計残高の10倍までの額で、最高4,000万円までの融資を受けることができます(ただし住宅取得価額の80%が限度)。



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積み立て君とは、住宅購入資金作りに適した、住宅金融公庫が発行する利付債券の愛称です。

積み立て君は、住宅資金作りのみならず、割増融資が受けられるなど様々なメリットがあります。

積み立て君は、平成16年度第2回をもち、新規募集が終了しています。

平成19年4月1日に住宅金融公庫が廃止されたため、積み立て君の業務は、独立行政法人である住宅金融支援機構に引き継がれており、元本や利息の支払いは機構にて確実に行われることになっています。

現在、積み立て君は既存分の積み立てのみが行われており、既存分の積み立てが終わった段階で業務は終了となります。

積み立て君の預け入れ期間は最初の債券購入から10年間です。

また1年後以降なら機構が利息を付けて換金してくれ、金利も同年限の国債よりも高くなっています。

もちろん元本は機構が保証してくれます。

積み立て君は良い制度でしたが、今やその役目を終え、民間の市場原理に任せたというところでしょうか。



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