その他積み立てのいろいろ

日本版401k(確定拠出年金)とは毎月一定額の掛け金を積立て、将来受け取る年金額を積立金の運用実績に委ねる新しいタイプの年金のことです。

勤務先の企業がこの制度を取りいれていない場合は個人で401kに加入することもできます。

401kのメリットは何といっても税制優遇措置がある事です。

先ず支払った掛金が全額所得控除になります。

そして運用期間中の運用益には課税されません。

更に受取時に年金を一括で受取るなら退職金扱いとなり、退職所得控除が受けられます。

退職所得控除とは、退職金の一部を勤続年数(=積立年数)によって税金の対象にしない仕組です。

積立年数が長いほど控除金額が大きくなり節税効果が高まります。

このように個人の所得に対する税金対策になるほか、転職や退職によって企業型から個人型プランに積立てきた年金資産を移すときも税金はかかりません。

公的年金に色々不安がある中、防衛策として日本版401kを検討してみても良いのではないでしょうか。



tumitatetoushi at 07:35|Permalinkclip!
企業には様々な積み立て金があります。

その中で任意積み立て金とは、剰余金の処分によって会社が任意に積み立てた金額のことをいい、「剰余金の処分」として株主総会の決議によって積み立てることが出来ます。

また、別途積み立て金とは、利益剰余金の中で目的を限定しない積み立て金のことを指します。

目的を限定した任意積み立て金としては、修繕積み立て金や配当積み立て金、役員退職積み立て金などがあります。

別途積み立て金の取り崩しにも株主総会や取締役会などの決議が必要であり、これにより、取崩して未処分利益や未処理損失金へまわすことができます。

任意積み立て金は貸借対照表において、純資産の部の「その他利益剰余金」の中に適当な名称をつけて記載します。

例えば、別途積み立て金を積み立てた場合の仕訳例は、繰越利益剰余金として借方科目へ金額を計上し、別途積み立て金として貸方科目へ金額を計上することになります。


tumitatetoushi at 07:26|Permalinkclip!
銀行積み立てといえば、自動積み立て預金が有名ですが、これは普通口座から毎月一定額を決まった日に、積み立て定期に振り替えて計画的にお金を貯めていくというものです。

昔からある銀行の定番商品で、大手都市銀行、地方銀行等で取扱っています。

信用金庫、農協等にもある商品で、呼び名が積み立て貯金となっている所もあると思いますが基本的に中身は同じです。

昔は利率も良かったので運用の旨みもありましたが、現在は低金利のため計画的にお金を貯める金融商品と考えたほうが良いと思います。

ただ、各銀行積み立て預金の利率は微妙に違うので、色々な銀行を比較して少しでも利率の良いところに預けると良いでしょう。

積み立て預金は確かに運用としての旨みはほとんど無くなりましたが、それでも計画的にお金を貯めるのは大切なことです。

特に新社会人の方を始めとする若い方は、将来に向けた資金作りの手段として積み立てを利用して欲しいと思います。



tumitatetoushi at 05:55|Permalinkclip!
日本の年金制度について疑問の声が上がり始めて随分時間が経っています。

国の年金制度の不備や使途不明金など、年金の受取も確実性を失いかけています。

そこでお勧めなのが積み立て年金です。

個人年金という名前で、各保険会社などで積み立て年金商品を取扱っています。

利率の方は、低金利の今では大きな期待はできないものの、預金とは違う積み立て年金という形でしっかりと受取ることができます。

今では、海外の積み立てプランもあり、こちらは利率が高くなっており、将来の年金形成を考える上で、有利な積み立てとなっています。

このプランで、不安な日本の年金を補うという形で、積み立て年金をしておくと、将来も安心です。



tumitatetoushi at 08:12|Permalinkclip!
通常の定期預貯金は、預入時に元金を一括して払込みますが、積み立て定期は普通口座から積み立て定期口座へ一定額を振替えることで、定期的に積み立てる預貯金の事をいいます。

子供の進学や住宅購入などのはっきりした目標がある場合は、積み立て定期で計画的に資金を積み立てるのが効率的でしょう。

積み立て定期の最低預入金額は100円からでも可能ですが、振替金額は1万円以上が一般的です。

自動振替のほかに、ATM等から追加入金して積み立てることも可能です。

契約期間(積み立て期間+据置期間)は、6か月以上5年以内が一般的です。

積み立て定期の期間終了後は、積み立て額を一定期間(通常、3か月または6か月間)据置き、据置期間を経過した日が満期日となります。

利率は各金融機関がそれぞれ設定し、預入時に確定する固定金利商品です。

適用される金利は、各時点での積み立て金額ごとに、満期日までの預入期間に応じた定期預貯金金利が適用されます。



tumitatetoushi at 20:14|Permalinkclip!
積み立て利率変動型保険とは、市場の金利動向に応じて一定期間ごとに予定利率が見直される保険です。

積み立て利率変動型個人年金保険は国内、外資系生保から数種類販売されています。

外資系生保は外貨建ての積み立て利率変動型個人年金を販売していることが多く、国内の円建て商品よりも利率は高いですが、当然為替リスクが存在します。

一方、国内生保が取扱っている円建ての積み立て利率変動型個人年金保険は、日本国債の金利と連動するものが多くなっています。

また最低利率を保証することにより、積み立て金額の変動を緩やかにしています。

積み立て利率変動型個人年金保険は、従来からある個人年金保険と比べ、運用が良ければ将来の年金受取金額が増える可能性がありますが、申込時の手数料、管理料、中途での解約手数料等が割高なのが難点です。

契約をされる際はこの辺りの金額の詳しい説明を受けた方が良いでしょう。



tumitatetoushi at 08:08|Permalinkclip!
現在、日本の銀行の積み立て預金の金利は、大体1%未満ではないでしょうか。

積み立て預金の預け入れ年数が長い場合は、1%を超える金利の銀行もあるにはありますが、これは一般的とは言えないと思います。

その他、銀行の中には、ローン金利優遇特典付き積み立て定期預金というサービスを設けているところがあります。

この預金に預けていて一定条件を満たせば、その金融機関で各種ローンを利用する際に、ローン金利を優遇する(通常よりも金利が低くなる)という特典があります。

積み立て期間は、毎月一定額以上の積み立てを一定期間継続するのが一般的です。

これに更に、「ローン利用時点でこの預金の残高が一定額以上に達している」、「給与振込みや年金受取りなど自動入金、公共料金など自動支払いといった取引を行っている」などを金利優遇の条件として加えている場合もあります。

積み立て預金の金利が低い今、銀行にこういったサービスがあるなら、利用してみてはいかがでしょうか。



tumitatetoushi at 06:14|Permalinkclip!
厚生年金と国民年金積み立て金を運用する年金積み立て金管理運用独立行政法人は、平成19年度第3四半期(10〜12月)の運用状況を発表しています。

それによると、積み立て年金の運用損益は1兆5348億円の赤字となり、利回りはマイナス1.67%と2四半期連続のマイナスとなりました。

これで昨年4〜12月までの運用損益累計は7924億円の赤字に転落しました。

第3四半期の赤字の原因は、米国のサブプライムローン問題の影響で、国内外の株価が低迷したためです。

サブプライムローン関連の担保証券は投資対象ではありませんが、「間接的に影響を受けた」というのが年金積み立て金管理運用独立行政法人の弁明です。

第4四半期(1〜3月)についても、「市場環境が引き続き厳しく大きな変化はない」と年金積み立て金管理運用独立行政法人は予想しています。

積み立て金の運用もままならず、管理もまともに出来ない独立行政法人に存在意義はあるのか疑問に思うのは私だけでしょうか。



tumitatetoushi at 06:44|Permalinkclip!
企業会計には様々な積立金があります。

その中で任意積立金とは、剰余金の処分によって会社が任意に積み立てた金額のことを言います。

法律で積立は義務付けられていません。

「剰余金の処分」として株主総会の決議によって積み立てることが出来ます。

また、別途積立金とは、利益剰余金の中で目的を限定しない積立金のことを指します。

目的を限定した任意積立金としては、修繕積立金や配当積立金、役員退職積立金などがあります。

別途積立金の取り崩しにも株主総会や取締役会などの決議が必要であり、これにより、取崩して未処分利益や未処理損失金へまわすことができます。

任意積立金は貸借対照表において、純資産の部の「その他利益剰余金」の中に適当な名称をつけて記載します。

例えば、別途積立金を積み立てた場合の仕訳例としては、繰越利益剰余金として借方科目へ金額を計上し、別途積立金として貸方科目へ金額を計上することになります。



tumitatetoushi at 06:21|Permalinkclip!
日本版401k(確定拠出年金)とは毎月一定額の掛け金を積み立て、将来受け取る年金額を積み立て金の運用実績に委ねる新しいタイプの年金です。

勤務先の企業がこの制度を取りいれていない場合は個人で401kに加入することもできます。

個人型401kのメリットは何といっても税制優遇措置がある事です。

先ず支払った掛金が全額所得控除になります。

そして運用期間中の運用益には課税されません。

更に受取時に年金を一括で受取るなら退職金扱いとなり、退職所得控除が受けられます。

退職所得控除とは、退職金の一部を勤続年数(=積み立て年数)によって税金の対象にしない仕組です。

積み立て年数が長いほど控除金額が大きくなり節税効果が高まります。

このように個人の所得に対する税金対策になるほか、転職や退職によって企業型から個人型プランに積み立ててきた年金資産を移すときも税金はかかりません。

公的年金に色々不安がある中、個人で出来る防衛策として、このような資産運用も良いのではないでしょうか。



tumitatetoushi at 06:06|Permalinkclip!